10代半ば~20代はじめにかけて、私は鬱的な状態でした。
その頃に、親や周りに言われたのが、「考えないようにしなよ」でした。
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「考えない」ようにしたら、生きている実感がなくなった
意識して考えないように考えないようにと過ごすようにしたら、その状況に少し慣れることはできました。
でも、どこか違和感がありました。
あれってどういう状況だったんだろうなあと今考えてみると、脳みそがカスカスっていう感じだったんですよね。
救いようのない場所まで落ち込んではいなかったけれど、それと同じくらい、「楽しい!」「嬉しい!」っていう感情も湧いていなかった。
結果、超無感動に過ごしていたんだなあ。
私はその当時も小説を書いていたので、そのバランスの違いによって書ける書けないがまったく変わってくるため、戸惑っていたのを覚えています。
鬱になりすぎてもダメ。
でも、考えていない無の自分だと、もっとダメ。
……でも、また考え始めて、急降下するのが怖かった。
バランスが取れている今、やっぱり私は考えていないと私じゃない
昔っからしょうもないことから大きなことまで、考えることが好きだったんだなあ、と今さらながら思います。
妊娠、出産したあとから、私は落ち着きました。子供って偉大。
そうしてバランスが取れたから、また考えられるし、ものを書くことも出来ています。
「考えないように」と言ってくれた家族や周りの人たちは、考えないことが違和感や苦痛には繋がらないタイプだったのかなあ。
私は悩もうが、迷おうが、やっぱり考え続ける人でありたいです。というか、きっとそれが私という人間なんだなあ。
Have nice day!
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