テレビ視聴記録

ネガティブはポジティブに通じる。達人達「井上芳雄×高橋大輔」を見て思う

先日、NHKで「SWITCH 達人達」の再放送を見ました。
フィギュアスケーターの高橋大輔さんとミュージカル俳優井上芳雄さんの回です。
この中でお二人が話していた、ポジティブ・ネガティブ談義がおもしろかった。

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ポジティブ・ネガティブは表裏一体

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自分のことを「ポジティブだ」と認識している井上さん。それに対し、「ネガティブです」と話す高橋さん。
私も自分のことをネガティブだと思っているので、はじめは高橋さんの話に「わかるわー」と共感していました。

でも、話が進むにつれ、井上さんは人とぶつかることが怖くて、ふだん感情を押し殺している分をミュージカルの歌に出していると話しました。

そのことに対して、高橋さんが、「それはちょっとネガティブですよね」と反応しました。

ネガティブ人間、高橋さんは、不機嫌さをモロに出してしまうそうです。
それで相手と揉めることももちろんあるそうですが、むしろそれが楽しいらしい…。

何か、それはポジティブっぽい。

そして、私は井上さん派だな…。人とぶつかり揉めることを楽しめるということは私からしたら「超ポジティブ」だと感じられます。

高橋さんのネガティブは、とことん突き詰めた結果、「どうにでもなれー」と開き直るところまでいくそうで、お二人の話から、ネガティブも掘り下げ続けたらポジティブみたいなものになり得るんだなあと思いました。

井上さんのポジティブは、不安な点を1つ1つ潰していった結果生まれるものだそうです。
それもイメージとして浮かぶ根っからのポジティブとは違うものです。
対して高橋さんの話は、時として「お気楽」(井上さん談)で、それもネガティブのイメージと異なります。

この、考え過ぎて開き直るというのは私自身にもわかる部分で、「ああ、そこまでくるとポジティブに繋がるんだ」と気づきました。

ポジティブとネガティブは対極にあるものではなく、裏表関係にあるものなのだなあ。

Have a nice day!