公開からもうすぐ1ヶ月ですが、ようやく家族の体調不良の波が落ち着いたため、昨夜子どもを夫に任せ、1人レイトショーで観に行ってきましたよ!
ファンタジック・ビースト!
良かったですー。
タイトルとともに流れてくるハリーポッターのテーマ曲のメロディーにぞくぞくしました。
スターウォーズでもそうなのですが、映画にとって、音楽は本当に大事な要素だなあ。特にシリーズものだと、「きたきたきたー!」というように、気持ちを否応なく盛り上げます。
初めから映画用に脚本を書いているということもあって、ハリーポッターより画面が派手。
映画だからこそ!という迫力に満ちたシーンが多く、楽しませてもらいました。
ニュート・スキャマンダーの人付き合いの不器用さがいい!
ハリーポッターも孤独な子どもでしたが、彼は対人スキル的にレベルが低いわけではありませんでした。
ロンともすぐに仲良くなりますし、ハグリッドとも親しくなっています。
与えられた運命を背負っている特別な子ども=主人公っぽい存在でしたし、学校でも「デキる」生徒でした。(問題児でもあったけれど)
その反面、今回の主人公のニュートは主人公っぽくない主人公。
学生時代ホグワーツに通っていたようですが、そこでも浮いていた模様。退学の危機に陥ったこともあるとか。
ニュートはとにかく魔法生物が好きで、そこにばかり熱を注いでいるんですね。オタク的です。
ニュートは他に友達がいなくても、動物たちがいれば幸せだし、孤独でもないのです。
印象深かったのが、ニュートの視線です。
誰かと会話を交わすとき、たいていの場合、ニュートはまっすぐ相手の目を見られていません。ほとんどの時間、ニュートの視線は斜め下などを見つめています。
これが、人付き合いが苦手な彼の性質を表しているなあと思いました。
それにしても、主演のエディ・レッドメインの演技が魅力的でした。
動物たちと触れあっているときの幸せそうな笑顔と、人と話すときのぎこちなさとのギャップがリアル。こういう人、現実社会にもいるなあと感じました。
とある俳優が出てくるよーと聞いていたんですが、まあ、ここでこれだけ!という。
ただ重要人物なので、今後活躍するんですが。
次作が楽しみです。
ダンブルドアとか、ホグワーツとか、魔法の呪文とか、レストレンジとか、ハリーポッターファンにはところどころなじみの言葉が出てくるのも楽しかったですよ-。
それにしても、原作第1話が出てから、すでに20年近くが経つというパンフレットの言葉に衝撃。えーーーーーーー。時の流れって怖いです。
Have a nice day!