どうも、よつばくま(@yotsubakuma)です。
長男に引き続き、次男が発熱しました…。インフルエンザでないことを祈りつつ診断を受けに行ってきます。
今日は、「ノンママという生き方」から思う、女の生き方についてのお話です。
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「ノンママ」とは…「自らの意志で子なしを選んだ」女性の呼称
ノンママとは、心理学者の香山リカさんが考案した、子どものいない女性の呼称です。
一口に「子どものいない」とくくっても、その事情は様々。
妊娠に至らなかっただけで、本当は欲しかった人も入れば、元々持つことを考えなかったという人もいます。
そんな子どものいない女性の内、「ノンママ」とは、「自らの意志で子どもを持たないことを決めた」タイプに近い女性のことを主に指しています。
何だかんだ社会的にキャリアを積んでいようがいまいが、女性は「子どもを産んで一人前」みたいなところがあるのは、事実だと思います。
仕事で成功を収めていても、なおかつ結婚して、出産して、それでようやく女としての生き方が「正解」で「完成」で「幸せ」であるようなイメージは、やっぱりあるのではないかと思います。
でも、3割近くの女性が、今は子なしなんだそうですよ。
筆者である香山さんも、ノンママの1人だそうで、やはりそのようなあれこれに悩みストレスを感じてきた経験をお持ちのようです。
実際、本人が「子ども絶対欲しい!」と思っていなくても、「母になるべし」みたいな刷り込みはあるのではないかなあ。
子どもを持たない、いらない、欲しくないという選択肢を選ぶことを、後ろめたく感じる経験を持っている人も、いるのでしょうね。
どの人生も正解ではないし、間違いではない
ここ最近の朝ドラは、世相を反映してか、「働く女性」について描かれるようになっているのではないかなあと思っています。
あさが来た、好きでした…。
大ヒットした「あさが来た」も、その次に放映された「とと姉ちゃん」も、ヒットした作品は、ワーキングマザーも、専業主婦ママも、いろんな生き方を選ぶ女性たちを、バランス良く描いているように感じます。
とと姉ちゃんは、ヒロイン、独身子なし女性でしたね。
そのどの生き方が女性にとって「正解」で、どれが「間違い」なのかと捉えられる描き方をせず、「どの生き方も魅力的に生きることが出来る」と描くことで、共感を得られているのだと思います。
女性の生き方は男性以上に多種多様。仲違いしている場合じゃない
とかく、女性って、自分と違う立ち位置で生きる人に対して、攻撃的になりやすい生き物のように思えます。
NHKのあさイチで、ちょくちょく女性の生き方などについてテーマを設けられていますが、そこに寄せられるコメントが、まあ、やっぱりそんな感じで。
専業主婦ママはワーキングマザーに反感を抱き。
独身者は既婚者に反感を抱き。
子なし主婦はママに反感を抱き。
何でだ!っていうほど、そのような不平不満、見聞きしますよね。
確かに、「いや、こっちの立場考えろよ!」と言いたくなるような言動をしてしまう人は、いるんだろうと思います。
自分の生きている立場、場所がすべてになってしまって、ついそうではない立場の人の気持ちを疎かにしてしまったり、気づかず無神経と思われる発言をしてしまったり、相手の苦労を知らないために、「非常識!」と憤られる言動をとってしまったりすることもあるんだろうと思います。
でも、どの生き方、立場が正解で、どれが間違いだなんて、そんなことはないんですよね。
もし、正解不正解があるのなら、それは「一般的」な話ではなくて、あくまで「その人個人の心の内」の問題だと思います。
「いや…私、あのタイミングで結婚しとくべきだったな」みたいな。
だから、他人がとやかく言う問題ではないんです。
自分と別の生き方を選んでいる人がいることを念頭に置いて、そのような立場の人と話すときは、相手がどう感じるか想像してみましょうよ、と思います。
自分の生き方を認めたいあまり、そうではない相手の生き方を否定するようなことはやめましょうよ、と思います。
偉そうに言ってますけど、私自身、相手を否定しているように思われないようにしたいと思っています。
他人の生き方を否定するような真似をしても、自分が幸せだということにはなりません。
自分の幸せが他人にとっても同じだということにもなりません。
そもそも、「私の方が幸せ!」みたいに、比較できるものでもありません。
自分自身が納得した生き方を選んでいけば、他人に対してあれこれ思うこともなくなるのではないかな、とも感じます。
自分の中で、はっきりした自信のようなものがないからこそ、他人の生き方にケチをつけたくなる場合もあるのではないかな。
でも、そんなことをしても、相手がイヤな気持ちになるだけで、その人自身も自分の生き方に自信が持てるわけでは、ないですよね。
だから、そんなことはやめにして、自分の生き方を見つめて考えて、その道をしっかり踏んで、歩いて行きましょうよ。
女性の敵は女性、ってなってる場合じゃないですよ!
Have a nice day!