ようやく次男の熱が下がりつつあります。扁桃腺が膿んでしまっていたのが原因だったようです。
よつばくま(卯岡若菜)@ママライター@yotsubakuma
次男が抱っこ抱っこで寝た→離れる→泣くの無限ループ中。トイレも行けやしないー。
何も出来ないので、寝かせながらひたすら本を読んでます…。
…この状況から解放されそうです。嬉しい。
今日は、「何かをしてお金をもらうこと」についてのお話。
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やりたいこと=誰かのためになること=仕事ではない という思いがあった
私は心理学を学ぶための大学に進学しました。
結局、鬱になってしまい、中退という道を選ぶのですが、鬱の原因は大学にあったわけではありませんでした。
そのため、健康になった今は、ふと「やっぱり大学がんばりたかったな…」と思うこともあります。
まあでも、そのときのベストな判断をしたわけだから、しょうがないんですけどね。
それはさておき。
心理学を学びたいなと思ったのは、私自身が悩みやすい人間で、同時に、悩み事を聞く立場になることが多かったからです。
友達の話を聞いては、「ありがとー!ちょっとは楽になったかも」と言われることが、とても嬉しかった。
だから、カウンセラーなどになれたらいいな、と思っていたのです。
でも、1つ割り切れない思いがありました。
それは、「お金を頂いて話を聞く」という、仕事としてのカウンセラーの姿でした。
ボランティアを「美しい!素晴らしい!」と人が思うのは、それが「お金という対価を得ずに、人に喜ばれることをするから」ではないかと思います。
「対価」が、「やりがい」であることに、美しさを感じるのですよね。
誰かに喜ばれたいという意識が強かった私は、その対価としてお金をもらうということが、すとんと納得できなかったのです。
どこか、お金を悪者のように捉えていたようにも思います。(稼ぎたい!という気持ちは悪、というか)
同じように思っていた人の納得の仕方に、気持ちが変わる
いろいろな仕事に就いている女性の、仕事にまつわる話が詰められている本です。
この中に、アロママッサージを行っている方の話が載っています。
その彼女の話の一部に、私は目が吸い寄せられました。そこには、
- お金を頂いてマッサージをするということにためらいもあったということ。
- でも、お金を頂くことで、より良いアロマオイルを使うということでお客さんに還元できると考えられるようになったということ。
- そして、お金を頂くことで、お客さんと対等の立場でいられるということ。
などが書かれていました。
彼女にとって、元々、「お金を得る仕事」は、イコール「やりがいを感じられること」という考えではなかったそうです。
「仕事」は「お金を得る手段」であって、生きがいや幸せとは別だと思っていたとのこと。
その気持ちにすごく共感しました。
でも、彼女は上のように考えを変えることができたんですね。
「お金を頂くことで、対等の立場にいられる」ということに、私は目から鱗が落ちる思いでした。
確かに、お金を頂かない場合、どこか「する側」が上の立場のように思えなくはないです。
「する側」にそんな思いがなくても、「される側」には、どこか遠慮する気持ちが生まれる場合もあるのではないかと思いました。
お金を払うことで、「される側」は客として、気持ちよく「される」ことができるなら、それは良いことなのでは、と思ったのです。
そして…
お金を頂くことで、「する側」も、より良いものをと高めていくための資本が得られることになる。
お金を頂くことで、より責任感が生まれる。
何よりお金を頂くことで、継続的に行動を続けることができる。
…のかなあ、と、今の私は思っています。
…それでも、「やりたい!」ということが、常に相手からお金をもらうカタチではしっくりこない…ということが多い私なのでした。
NPOとか、他のところから収益を上げるというように、視点を変えて考えてみないといけないのかもしれないなあ。
でないと、「夢見る夢子ちゃん」になってしまうな。
読んでないけど、「1」もあります。
いろいろな女性の生き方を知ることができます。オススメ。
Have a nice day!