考える

あのとき全力でがんばった経験が、自分自身を支えている。

どうも、よつばくま(@yotsubakuma)です。

長男が微熱で登園できなかったため、在宅時間が長くなりました。
このようなときでも、「よっしゃ、じゃあバイト代を家で稼ぐぜ!」って思えることが、家で仕事ができるメリットですねえ。

今日は、高校受験、私がんばったよ!っていうお話。

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外面「優等生」、中身「スッカラカン」だった私

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中学時代まで、私は周囲に「賢い子」と思われていました。

自慢じゃないですよ!

理由は、「マジメだったから」と、「生徒会とかクラブの部長とかやっちゃってたから」と、「とりあえずテストの点は良かったから」。

「テストの点が良い=賢い」じゃん、と思われますか?

それが、全然だったのです。

私ができていたのは、あくまでそのときどきの「テスト」だけ。

数学の公式、英単語など、全然積み重なっていなかったんですね。

それが発覚したのが、中2の終わり頃。

校外模擬試験を初めて受けた結果が出たことでした。

それまで、塾に通ったり、通信教育を受けていたり、学校外での評価を受ける機会がなかった私。

親が娘の成績の判断材料にしていたのは、テスト結果と成績表だけ。

そのため、親も子も、見過ごしてきてしまったのですね…。

中2の終わりから中1の勉強をやり直し!志望校が無謀校だったから必死になった

「今の時点でこれって!!!みんな今から上がってくるんだから、あんた行けるとこなくなるよ!!」

…と、火がついた親。(親だけ。笑)

口うるさい方ではなかったのかもしれませんが、私にとってはじゅうぶん教育パパママだった親。

特に父が教育熱心でした。

そのため、「これは、はじめからやり直さないとやばいよ!」ということになり、中1の「正と負」「be動詞」からやり直し始めました。


家庭教師バイト経験あり+教員志望だった母とマンツーマン。

塾に行く、行かねば!という思考回路は親にも私にもありませんでした。

結果、夏休みまでに英数の2年間分を復習。

褒めてあげたい。(母を…!)

9月に私のことを自分と同じくらいの成績だと思い込んでいた友人が、学区トップ校の文化祭に誘ってくれました。

…で、まんまと、

「わーーー! ここ、行きたいーーーー!!!」となってしまったのでありました。

親は、「マジか!!! 何言ってるんだ!!!」と思ったようです。(後日談)

でも、ここから私は(親も)火がつきました。

何かもう、わけわからないくらいがんばったんだと思う。記憶が曖昧。(笑)

日本史関連の仕事に就いている父は、「俺には国語か日本史しか力になれない」と、日本史のプリント(赤シートで隠すやつ)を作成。

それを学校の休み時間などにも眺める生活を送っていました。(で、友達に「何それ!?」と驚かれる)

母は英数を引き続き。

そして先生も徹底的に利用しまくりました。

今はどうなんだろうなー…。

あのときにお世話になった先生は、「塾なんか行かなくていいんだよ。先生たちを目一杯利用しなさい!」と言ってくれるありがたい先生たちでした。

もともと、その時々のテストはそれなりにクリアしていましたし、授業態度もめっちゃマジメだった私。

内申点は「いや、全然問題ないよ。志望校受けていいよ」という点でした。
(内申点+当日テスト点で合否が決まる)

そのため、進路指導でも、不安がりまくりの親子に対して、学校側は「なんでそんな不安なの?」みたいな対応でした。

逆に内申点で不安視される生徒は、「やめとけって…!」と進路指導で言われるそうなので、まあ、ある意味で揉めずに良かったのかもしれませんが。

…そうして、無事受験を迎え、スレッスレで合格できたのでした……!

ええ、合格後、当たり前のごとく落ちぶれましたけどね…!
(他の子は例外なく半端なく賢かった。身の丈ー…笑)

万年文化部で「必死感」をあまり経験してこなかったから、あの受験生活は良かったのだと思う

それまで「火が付く!」という経験を、私はしたことがなかったのではないかなあと思っています。

ピアノやエレクトーンを習っていて、先生が厳しかったので、それはそれで練習をがんばってはいましたが、「火が付く!」というほど必死ではなかったのではないかなあ。

あくまで、好きでやっていたことでしたしね。

人生で、どこか1つでも、「死にものぐるいでがんばった!」という経験があることって、その後を生きていく上で、ものすごい支えになるものだと思います。

「あのとき、あれだけがんばれたんだよ」、「もっと必死になれるよ」、「大丈夫、できるよ」

そんな自信になってくれます。


自信って、勝手に湧いてはきません。
私はすぐに不安になるし、過小評価したくなる人間です。

「いや…もうがんばれないよ…私ごときの実力だとこのあたりが限界です…」みたいにがんばらない理由を作りがち。

他人から認めてもらって、得られる自信もあります。でも、いつでも誰かに褒めてもらえるわけでもありません。

でも、そういうときに、過去に「がむしゃらにがんばった」経験があれば、少しは自分を支えてくれるものだと思います。

Have a nice day!