ライター業

自分の実力に対する価値を低く見ることが、「人がいい」ことにはならない

兄弟別室寝かしつけにくらくらしています。
隔離生活、残り、今日、1日……。
ファイト、自分。(と息子たち)

どうも、よつばくまです。

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自分の価値を自分で認識する必要性

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昨日、フォローしているマツオカミキさんのTwitterが、胸に突き刺さりました。

…と、こういう内容のつぶやきです。

これに対し、私は

…とつぶやきました。

ライターは、文字単価いくら、とか、1記事あたり○円で○文字以上とか、そういう「報酬」計算でお仕事しています。

この「文字単価○円」を、自分の中で何円を相場とするかは、仕事を受ける自分自身に委ねられているんですね。

去年末にあったウェルクなどのキュレーションサイト問題で、「安単価で仕事をさせられているライター」みたいな報道をされていましたが、ライター個人に、その仕事を受ける、受けないの裁量権はあるわけです。

クラウドソーシングサイトでの仕事募集に、「今、安単価の仕事しかないわー!」というときも確かにありますが、自分で基準を作って、「このライン以下はやらない!」と決めることは可能なんです。

…というか、そうしないと、あんまり安請け合いの仕事ばかりしていたら、自分で自分の首を絞めることになります…。

私自身は、「できれば単価1文字1円」と念頭に置いた上で、今は「中長期で単価が上がると明記有りの、まずは0.7円」とか、1円以下のものも、記事内容によってはお受けしています。

文字単価が1円を切っていても、調べる事前準備が少なかったり、ほぼ不要だったりする記事の場合は、執筆時間が短く収まります。

その場合、時給換算すると、意外と許せる範囲の金額に収まるからです。

反対に、1文字1円でも、「これはめっちゃ調べるのに時間がかかるな…」と思うものは、即断しません。

余裕があって、レベルアップするために必要だ!という観点からはお受けしますが、単純に収入面だけで考えると、他の仕事を受けた方がいい場合もあるからです。

なので、一概に「絶対1文字○円じゃないと!」というようには考えていないのが実情です。

それでも、0.5円以下は受けていません。そこが今は最低限の自分の基準かな。

でも、この「絶対!」という強い気持ちがないのは、私自身、まだクラウドソーシングでライター業を始めたばかりのため、「これくらいの価値はある!」という自信みたいなものが確立されていないということでもあると思います。

今、あまりにも高単価の仕事が舞い込んできたら、絶対「え、いいんでしょうか…」とキョどると思う。

いいも何も、そこは「クライアントはそのレベルのできのものを求めているのであって、それに応じて全力を尽くす」のが正解なわけですが。

でも、この「自分の実力を客観的に見て、正しい自信を持つ」ことって、難しいことだよなあと思います。

低単価で仕事を請け負っている人が、みんなその仕事を受けないと日銭が稼げず困る!っていう場合ばかりではないと思います。

自分の実力を正しく見極められずに、「いや、こんな程度で私なんぞの力は十分なんで」って思っちゃってる場合もあるんじゃないかなあ。ないかなあ。

逆に、「いや、おまえその実力でそんないい仕事巡り会えるわけないだろw」みたいな場合もあると思います。

冷静に自分の力を見極めて、むやみに自分の価値を過小評価しないようにしたいな、とあらためて思いました。

…やたらと低単価の仕事を受けるのは、業界デフレの片棒を担ぐことにもなっちゃいますしね^^;

Have a nice day!