マンガ

種村有菜世代の女の痛々しい恋愛観

3連休も終わりましたね。ここから本格的に新年!という方もいるんでしょうか。

私の友人は年末年始+有休で昨日まで休みだったそうです。
今日きっついだろうなー。(笑)

どうも、よつばくまです。息子インフルA型罹患中のため引きこもり中であります…。

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重く痛かった若き日の私の恋愛観

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自分の恋愛観について考えてみてました。
10代~20代前半くらいまでの、結婚する前までの頃の話です。

私は、超がつくほど、よく言えば「一途」、悪く言えば「痛い」女子でした。

「赤い糸」とかを、ガチで信じているような。

「好きな人がいない」時期が、思春期からなかったんですよね。
とっかえひっかえとかじゃなくて、1人の人を、ずーーーーーっと好きで居続けてるんです。失恋しようが、関係なく。

で、新しく好きになれそうになって、初めてそれまで好きだった人のことを吹っ切れるっていう、そんな恋愛タイプでした。

そして、さらに痛々しいことに、「普段はそんな感じじゃないけど、実は弱い自分を受け入れて欲しい」願望がめっちゃくちゃありました。

痛い。痛いわ-。

まあ、実際の所、私を知っている人は、「悩みなさそうでいいよねー!」とか、「めっちゃ前向きで羨ましい」とか、そういう風に思っている人が多いのです。

でも実はめっちゃメンタル弱くて、内向きなのも事実

だけど、それを相手に丸ごと受け入れて欲しい!っていうのは、何だろう…重いよね

初めてはまった作品が「セーラームーン」、初めて読んだマンガが「神風怪盗ジャンヌ」だった私

そんな私が、幼き頃にどっぷりはまったのが、「セーラームーン」でした。
原作は読んでなくて、アニメでです。「R」からずっと見てました。

原作を読みたいとずっと思っている……。

学習机のデスクマットの中のシートもセーラームーンだったなあ……。
好きなのはレイちゃんと亜美ちゃんでした。(誰も聞いてないですね)

この作品は、おっちょこちょいの主人公と仲間たちが、悪と戦うわけですが、ヒロインが弱ったときにはヒーローのタキシード仮面が助けに来てくれます。(乱暴な説明ですが)

「ああ、まもちゃんかっこいい……」となるわけです。(幼き自分がなってたかどうか記憶に定かじゃないですが)

そして、10代前半から大いにはまったのが、タイトルにも挙げた種村有菜作品です。

神風怪盗ジャンヌ。これがマンガ禁制だった私が、解除されて初めて買って読んだマンガでした。

妹もはまって、貸し借りもしたくない勢いで、それぞれが買ったから2冊ずつありました…。(笑)どんだけ。

ジャンヌの主人公の日下部まろんは最たるもので、種村有菜作品のヒロインって、みんな強気だけど、実はか弱いみたいなタイプなんですよね。

で、ヒーローはそこを見抜いていて守ってくれる、みたいな。

言わずして察して!っていう、無茶な女子の願いを叶えてくれるような「少女マンガだー!」っていうヒーローなわけですよ。

で、それにはまっていた私。

影響されたか、もともとそういう思考回路があったのかはさておき、

いやーーーーー、痛い。若いなあ。

大人になってしまい、「ああ、これはロマンだわ…」と冷静に思えるようになりました。(笑)

今の私は、夫に「受け入れて欲しい!受け止めて欲しい!」と思っていません。

「他人だもの、わからなくて当然だよね」スタンスです。

「ま、でもわかろうとはして欲しいけどね。でもあなたはあまりわかろうとする努力をする人じゃないのも、今までの経験でわかったから、いいんだけどね」という。

……悟ってるなあ、自分。

でもまあ、成長過程で、「自分の弱さも強さも、まずはひっくるめて自分自身で受け入れて生きなきゃな!」と変化できたことは良かったなあと思います。

少女マンガヒロイン状態のままだと、男にとって重たすぎる女になっちゃってたよなあ。

あ、でも、種村有菜作品は今でも好きですよ。
途中からりぼん作品を卒業したのと同時に作品を追いかけなくなったので、途中から最近のものは未読ですが。

でも、とりあえず、「リアル高校生恋愛」でもなく、「もっとリアル大人恋愛(や結婚)」でもなく、彼女の作品は、「オナゴのロマン」だなあと思います。イッツ ファンタジー。

そこが魅力なんですけどね。




デビュー作からこの辺まで読んでるし、実家にまだコミックスも持ってる。

最近のも安定の種村有菜クオリティで震える。どの年齢層の雑誌に行っても彼女は彼女なんだな……。

…という、今回は「誰かわかってくれる人いるの…?」という内容でございました。

わかる人は同世代だね!!

Have a nice day!