働くこと

女性社員は男性社員のご機嫌取りをする必要はないよね

どうも、よつばくま(@yotsubakuma)です。

女が社会で働くことについて、とある本を読んで「もやもや~」っとしていたのですが、良いタイミングでこんな記事にぶち当たりました。

今日は「女性は男性のご機嫌取りをする必要はないよね」というお話。

仕事=女を磨くって、しっくりきます?

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はじめに本のフォローをしておくと、今回読んだ本も図書館で見つけたものなので、発刊年が古いです。10年前ほど前。

そのため、著者が今でも本に書かれている内容の価値観を持っているかは定かではない。ということだけ言っておきます。

その本は、女性が社会で働く上で知っておきたいこと、考えておきたいことを綴ったもの。

その中身が、ところどころ、わたしにとっては、「ん~?」と思えるものだったのですよね。

そもそも、仕事=女を磨くという言葉が、わたしにとっては「ん~?」でした。

生き生き働いている女性が輝いているということに異議を申立てるわけではありません。でも、そういう女性も、女を磨く時間だと思って仕事に邁進しているわけではないのでは? と思うのですよね。

仕事は女を磨くためにするわけじゃない、ですよね。

働く女性は「男社会」に馴染もうね! っていうスタンス

現代の会社の風潮がどうかはわからないのですが、メディアで「おっさんへの媚び」という内容が出てくることからも、完全になくなってはいないのでしょう、「女が男社会に合わせる」図式

これ、「違うだろう」と思ってしまうんですよねえ。

たとえば、「からかわれ上手な女性はかわいがられる」とか。

要するに、これは年配の男性から叩かれた軽口に、上手に冗談で返す女性が良いですよ、ということです。

いや、わかりますよ? 上手く立ち回るためには必要な処世術やコミュニケーション能力のひとつなんでしょう。

でも、「からかわれ」って、「いじられ」と紙一重ですからね。それを推奨することはどうなんだろうと。

あと、年上男性は、「持ち上げていい気持ちになってもらう」とか。

本気で素敵な上司や取引先相手だと、男女関係なく尊敬の気持ちって出ると思うんですよね。そこを、「持ち上げて~」ってしちゃうと、一気に「媚び」っぽく感じるなあと思ったのです。

……などなど、本の中に見え隠れしているな~と感じたのは、 「女性は男社会に上手く入ってくるんだよ」っていうスタンス

確かに、社員の大多数が今も男性だっていう会社は多いでしょう。

その中で数少ない女性が上手くやっていくためには、いろいろな苦労や工夫が必要なのかもしれません。

でも、本で書くなら、むしろ男性側に呼びかけるようなものが書けなかったのかなあと思ってしまうのでした。

男性側の持った凝り固まった既成概念をぶち破るような何かを。(なお、著者は男性でした)

本の発刊から10年以上、今の現実はどうなのだろう

若い年代層では、あまり「男だから」、「女だから」とか、「男は女に対してメンツを立てねば」みたいな感覚は薄れているのではないのかなあと、自分の周りを見ている限りでは感じています。

それでも、年配の方を中心に、「セクハラがどうの」とか、「媚びがどうの」とかっていうことに悩んでいる女性は、まだまだ多いのだなあ。

Have a nice day!