働くこと

マミートラックなんて言わせない!女は螺旋階段式にキャリアを積んでいく

どうも、よつばくま(@yotsubakuma)です。

冬に体育の授業でやらされる持久走が大っ嫌いでした。

トラックをぐるぐるぐるぐる真冬の寒い中半袖ハーフパンツで走る何が楽しいのか…!

今日は、女性のキャリアについて思うこと、というお話。

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マミートラックって聞いたことありますか?

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先日、NHKの首都圏版のニュースで、「マミートラックを防ぐための取り組み」というような内容の特集が組まれていました。

マミートラックとは、妊娠出産等で、女性のキャリアアップが中断され、トラックをぐるぐる走っているようなループ状態に陥ってしまっている現象のこと、だそう。

特集では、復職前のママたちが、セミナーに参加して、復帰後どのようなスタンスで仕事に臨んでいくかを考えたり、実際にそこで行われる業務に参加して、仕事の感覚を取り戻したりしていました。

中には、育休中に資格を取るべくがんばるママもいますよね。

私自身が企業に勤めているわけではないので、マミートラックを実体験としては感じることが出来ません。

現実に、「本当同じ所をぐるぐるしているだけっていう状況だよ」って思っている人もいるんだろうな、という想像しかすることが出来ません。

でも、この、「マミートラック」という状況は、本当の意味では起こっていないはずだよ、と思いました。

会社のキャリアだけがキャリアじゃない!人間的には、ずっとトラックを回っているだなんてことはない

産休、育休中でも、病気で闘病中で休職中でも、人間、同じところをぐるぐるしているわけじゃないです。

それは男女問わず、どんな人でも。

どんな経験でも無駄ではなくて、というか、無駄にしないようにすることは、自分の努力で出来るものですよね。

確かに、女性は男性に比べて、キャリアがストレートには積んでいけないことが多いとは思います。

いくら育てるのは男性にも出来るとはいえ、どう頑張っても出産は女性にしか出来ませんから、少なくとも産休で一時離脱しなければならない人は多いでしょう。

その産休、そして育休で会社から離れている間、女性は本当に何も変わらずにそこにいるんでしょうか

確かに、会社内の情勢からは取り残されてしまい、浦島太郎状態にならざるを得ないということはわかります。

でも、子どもを育てる中で、成長する部分もあるし、磨いていける部分だって、絶対あるはずですよね

それは、一見、同じところをぐるぐる走っているようにしか見えないかもしれない。
何も変化出来ていないように、自分でも感じてしまうかもしれない。

でも、そんなことは決してない。

平面のトラックだと思っていたそれは、螺旋階段だと思うのです。


独身女性や、多くの男性陣が歩むキャリアは、階段でたとえると、直線階段だと思います。
一歩一歩、確かに登っていけるし、登っていることが自覚しやすいし、早く上まで上がっていける。

でも、妊娠出産をする女性だって、遠回りかもしれないけれど、確実に上に登ってはいるのではないかな。

歩むことさえ辞めなければ、いつかきっと、「うわ、結構高いところまできた!」というように思える日もくるんじゃないかな。

それは、必ずしも目に見える出世ではないかもしれません。会社内でのキャリアではないかもしれません。

でも、成長しようという意志さえあれば、マミートラックには陥らずに、着実に積み上げていけるものは、あるはずだと思いたいのです。

会社内での出世を強く求めている女性にとっては、「キレイゴトだ!」と思われるかもしれません…。

でも、育休中の自分のことを、「この1年、何にも変わらなかった…」と思わずに、「ステップアップしてるぞ、自分!」と感じて欲しいなあ、と思います。

そして、螺旋階段式でも、会社内でのキャリアもきちんと認められるような職場が増えて欲しいとも思います。

Have a nice day!