最近クラウドソーシングを始めた私にとって、無関係ではない話題。
業界のこともまだきちんとわかっているとは言えないペーペーではありますが、今の私が思ったことを書き記しておこうと思います。
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切り貼りだとわからないコピペ文章の怖さ
ネットの記事は信用できないよ。そう思っている人は多いと思います。
でもそれは、2chの掲示板の文章だったり、個人のブログだったり、パッと見て「あ、いろんな人の情報をまとめているんだな」とわかる類の「まとめサイト」のことっていう認識の人もいるんじゃないでしょうか。
たとえば、今回ニュースになっていた中で、私も見たことがあるiemoがありましたが、ああいう明らかに誰かのInstagramやTwitterからの画像と文+書き手の感想みたいな短文、みたいな形式のサイトは、読み手にも「ああ、よそからの引用だな」とわかりやすくはあると思います。
(でも、画像って取ってきていいものなの? とは思っていましたが)
でも、いろんなところの文章を切って繋いだいわゆるコピペの文章は、上手にまとめられていたら、一般の人がそれを見て「嘘っぽい」とは思いにくいんじゃないでしょうか。
そして、その文章を掲載しているサイトがきちんとしている風だったらなおさら。
いちいち読み手は書かれている情報の信憑性を自分で調べたりしない人が多いと思います。
サクサク知識を得るためにネットで検索しているという面もあるでしょうし。
それが健康被害が及ぶかもしれない医療分野で適当なことを書かれていたのでは、本当に読み手からするとおそろしいことです。
だからこそ、書き手は参照するデータについて、慎重にならないといけないと思います。
あと、今回のニュースで「えっ」と思ったのが、ライターが、依頼されているものと、一般人ライター?とがいたらしいということ。
そして、後者の一般ライターの文章には会社側がチェック機能を設けていなかったらしいということ。
「口コミサイトですよ!」という触れ込みがあるのなら別ですが、そうではないサイトならば、チェックの入らない一般ライターの文章を堂々と載せてしまうことは、結局チェックされている文章も含め、サイトすべてが「信用できない」ものになりさがってしまうのではないかと思いました。
書き手の意識の違い。これは仕事か、暇つぶし程度の小遣い稼ぎか。
書き手の意識の違いも大きいのだと思います。
ライターの募集事項に、「誰でもできる」、「主婦でも簡単に」みたいな文句が載っていることが多々あります。
そのような文面に対して、「適当にやって小遣い稼ぎできるんだ」という軽い気持ちで飛び込んでくる人もいるんじゃないでしょうか。
「これをやるだけでウン万円!」みたいなものよりは、「ものを書くんですよ」っていう方がアヤシクはないですし、飛び込んでみやすいとも思います。
でも、「これを自分の職業と言えるレベルにまで高めたい!」と思って仕事にあたる人と、「気軽に小遣い稼ぎ」と思っている人とでは、やはり向き合い方に違いが出てくるのではないかと思います。
私はまだまだ駆け出しの身ですが、いずれは「これが本業です」と言えるところまでがんばりたいと思っています。(今の金銭的本業=パート代まで、まずは押し上げたいところです)
なので、今は不慣れなためリサ―チに時間がかかることはあるけれど、納得がいくところまで調べて書くようにしています。
いろんなサイトを見るけれど、コピペはもちろん、信憑性が重要な点においては、官公庁のサイトなど、公式のものから知識を得ます。そこで得た知識やデータの小難しさを、読み手側のターゲット層がわかりやすく読みやすい文章にまとめて書くことが大切だと思っています。
そして、単価がおそろしく低いものははじめから挑戦していません。「超量産型」(よって誰でも構わないのだろう)と思えるもので疲弊するより、一本一本を大事に書きたいからです。そうして経験値や実績を積み上げていきたい。
でも、クラウドソーシングサイトの中には、実際に計算してみたら、「んん?」っていう価格設定のものにも受注者がいるんですよね。計算してるんだろうか……と疑問に思うこともあります。
デフレみたいに、安く発注する側がいて、安くても受ける受注者がいて……の繰り返しは良くないです。ライター側は、自分を安売りせず、自分の中にラインを引くべきじゃないかなと思います。
真摯にマジメに向き合います
とにもかくにも、駆け出し新人ライターの私は、ご縁をいただけた仕事に対して、今は誠実に向き合ってこなしていくだけです。
読み手側の立場からも、企業が関わって出されている文章は信用できるものであって欲しいと思います。
(掲示板や口コミやブログは個々の発言なので別)
自分が情報を得るときも気をつけていかないと、とあらためて気を引き締めました。
Have nice night!
……夜更新のため、nightにしてみました。
良い夜を。